ぽん'sルーム
わりと大はしゃぎ系ぽんずと、ぽん's愉快で愛しい仲間たちとの素敵な日常をぽちぽつぽちぽつ語った日記。
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「星の王子さま」を探しにモロッコに行ってみた。
きっかけは、この素敵なお話だった。
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「いつかあなたがアフリカの砂漠を旅する日のために、この風景をしっかり見ておいてほしい。そして、もしここを通ることになったら、どうか先を急がず、この星の下で少し待っていて頂きたい!(星の皇子さまがそこにいたら)そのときはどうかぼく(作者)を思い出してほしい。ぼくの悲しみを思い出して、すぐに手紙で伝えてほしい、彼が戻った、と……」







これは、フランスの作家アントワーヌ・ド・サン=サン・テクジュペリ(~1944)が書いた「星の王子さま」という物語の最後のシーンです。
そう、昔は子どもだった筈なのに、今は大人になっている「僕」と、
バラの花とのいさかいに疲れて地球に降り立った「星の王子さま」が、サハラ砂漠で出会うお話です。
わりと有名なお話なので、読んだことある方も多いかと思われます。





…うーん、「物語」ではないかもしれない。
このお話は、フィクションなのかノンフィクションだったのか、私にはわかりません。
なぜなら、飛行機乗りだったサン・テクジュペリは、このお話を書いて1年後、ちょうどお話の舞台だったサハラ砂漠付近で、消息を絶っているからです。





「本当は、サン・テクジュペリは、サハラ砂漠で遭難したときに、自分が描いた星の王子さまに会って、一緒に王子さまのすむ小さい星に一緒に帰ったのかもしれない…」





私は、一旦こういうふうな↑考えに陥ってしまうと、どきどきどきどきして、居てもたってもいられなくなって…

宝石箱がほしくて…(西欧の繊細な模様とアフリカの伝統的な美術が交わる国だから…)

ふわふわなモロッコうさぎをだっこしたくて…(うさちゃん、すき

大学の4年間にアフリカ行くのはずっと夢だったし…(漠然と、でもずっと憧れてた)

恋人があたしを大丸ミュージアムkyotoで行われていた「星の王子様」展に連れて行くし…(埃を被ってたあたしの冒険心に火をつけた






だから、9月下旬、モロッコに行ってきた。
ツアー会社は、ホテルと航空券だけ手配してくれた。
ツアーのくせに、この日程で申し込んだのはあたし1人だった。


きゃっ。\(゜ロ\)(/ロ゜)/




あたしのすることなので、当然のことながら色々事件は起こった。



乗り換えのために降りたドーハ空港で、うっかり12時間間違えた飛行機<にのるとこだった。
(あやうく中東のカタール国で1泊するところだった。早くも旅の目的地変更? 笑)




モロッコ王国に到着した瞬間、とても喉が渇いていたので、ヨーグルトドリンクぽいのを買って日陰に座ってごくごく飲んだら、
警察のひとに叱られた。
(※実は、あたしの旅した9月中旬から10月中旬まで、イスラム教国であるモロッコ王国では、断食月!!!
日が暮れた後と前ではどんだけ食べても飲んでも大丈夫だけれど、
旅行者であっても、日中はあまり人目につくところで飲食するのは慎まなくてはだめなのですね。
…入国して30分で警察のお世話になっている日本人女子って一体。






マラケシュ市街のスーク(元要塞の、迷宮的な商店街)で、
チップを払わずにはりねずみ(商品)の写真を撮ったところ、
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25歳男性独身の店主に、あたしの恋人が心配して贈ってくれた防犯ブサーをチップ代わりに要求された。



but,
あたしは、中高6年間しか勉強してないカタカナ英語しか話せない。
店主は、アラビア語まじりの英語しか喋れない。

この「お互いカタコト。難しい単語はお互いわかりません」状況で
必死で3時間くらい「返して」交渉したところ、
(ケーキと激甘ミントティーという、手厚いおもてなしをうける)
最終的には、「おでこにちゅー」と引き換えに返して貰った。
あたしの「おでこにちゅー」は、「はりねずみの撮影代」に等しいらしい。日本円にして約○円ですか。これだから円安(対モロッコ通貨ディラハム)って嫌。
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↑大人気すぎりらっくま防犯ブサー。そのへんのねこもまっしぐら。





貧乏旅行なのでタクシーなどという高級なものに乗らず、市バスに乗ったら、ごくナチュラルな流れで迷子になった。
でもマジョレル庭園には辿り着けたの!みてこの美しさ!!
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↑イヴサン・ローランが買い取った庭園の敷地のなかに、北アフリカの装飾品を納めた美術館があるの。めちゃめちゃ綺麗。
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↑蒼い回廊






マラケシュの博物館に行く途中で、しつこい男の子に追い掛け回され、
(会って5分でI love you.と言われ、両親に会わせるだのマッサージするだの話がいかがわしくなったところでさよならを言ったら100ドル請求された)
あたしが往来でわんわん泣くフリをしてやったら、
(女の子泣かせるのはイスラム教の教え的にあまり良くないらしい)
超注目を浴び、男の子は回りの大人たちから咎められて逃げてくれた。
…勝った。
(一体なんの戦い? 笑)
でもやっぱり、このときだけは女の子1人だったしちょっと怖かった。かも。






真白な月に映えるモスクが綺麗でした。日本では、月は黄色いのが当たり前だけれど、(黄砂の影響かも?)モロッコの月は、静かに真白な輝きを夜空に湛えていました。
広海氏の安宿からの絶景。マラケシュのクトゥビア。
ありがとねー☆
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サハラ砂漠の水汲み場で、再び指輪を失くす。

もぉやだ

 とか思う。
(あたしよりもきっと日本に残してきた恋人のほうが「もぉやだ」状態だったと思うけれども)

でも、サハラ砂漠の砂が自然に描く流線型や幾何学模様、白い月、それらに重なる無音状態。
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↑サハラ砂漠の日没。
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↑赤茶けた砂漠が続く。
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↑真白な満月と砂漠の水汲み場。
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↑あたしを乗せたラクダの影。
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↑ラクダの背中の上から撮影。
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↑砂漠の夜明け
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↑風が砂に自然の不思議な模様を描く。
自然が御造りになられたものの絶対的な美しさ。



なんかもう、ずっと憧れてたサハラ砂漠は、ただただ感動するより他なかったの。。。


サハラ砂漠のはじっこ、ここで、星の王子様を1晩中待ってみた。
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もしかしたら、あたしのとこには、星の王子さま来てくれるかも、って、少し信じてた。旅先では日本の100倍ろまんちっくになっちゃう私だから、星の王子様に会える、って信じずにはいられなかった。





…星の王子さまは来なかった。
(だって私、いつのまにかテントで寝ちゃってたし)
でも、自分が子どもだったことを忘れずにいれば、星の王子さまは、ずっとあたしの心にいる、って、そう思うことにした。

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↑in my heart.
つづり間違ってるけど、まぁフランス語はわかんないから仕方ないことにする。








フェズ市街のスークのなかにすっくとそびえる、マリーン朝最大の神学校「ブー・イナニア・マドラサ(学校)」(14世紀ごろ)もみた。
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イスラム美術の本領発揮。天井や壁、建築物のデザインに細部まで丁寧な彫刻が施されていて、「勉学」って言葉の意味やそのための場所に対する敬意、が見て取れた。
あたしも、日本に帰ったら、もう少し丁寧な気持ちで「勉学」に臨んでみようと、ここでは思った。




余談だけれど、イスラム美術って、ほんとうに、可愛らしいの!!写真じゃうまく細部まで表現出来ないけれど、
ピンクとグリーンの淡いパステルカラーで、お花の模様とかが自然と組み合わせてあるの。
しかも、わざとらしく可愛くした感じでは全然なくて、やっぱり「何百年もまえからここにありました」然とした、調和のとれた可愛らしさなの!!
思わずきゃーきゃー言っちゃう。
まさにこの絵文字のまんま、の状態だった私(笑)






そして、モロッコのにゃんこたちはすごく人なつこい。
日本のにゃんこと違って、自らすりよってきてくれる。
日本だと、野良ねこに餌をあげる行為に対してあまり明るいイメージを持っていないけれど、
モロッコでは普通に野良にゃんこに餌を適量あげていた。
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おうちのなかで飼わずに、スーク(商店街)皆でお外で餌をあげている感じだった。
「みんなのねこ」。
この概念は、とても、健やかで、あたしは毎日違うにゃんこをなでなで出来て、とても幸せだった。至福だった。
日本に帰りたくなくなった(笑)






私は比較的こだわりがないほうだけど、見た目だけで国籍を判断して叫ばれる、って、やっぱりいい気持ちはしないよね。
あたしは、市街とかで「ジャパニーズ!」って叫ばれることが多かった。日本人が少なかったせいもあるけれど、あたしが(例えその場きりであっても)「日本代表」として見られているなら日本の立場は危うくなると思う(笑)
国際的な危機。うん。






そういえば、ここで、イスラム教と仏教の、ありがちな宗教的なカルチャーショックのお話を1つ。
一般的な教育を受けたモロッコ人男性は、アラビア語とフランス語を学校で学ぶそうです。
さらに語学的に+αを学びたい人は英語も勉強出来ます。
けれども、女性は、アラビア語しか喋れない場合が、とても多いです…。


男性と女性では途中から通う学校が異なるようで、顔に布をまとったイスラムの女性は、アラビア語以外の教育は受けていないようでした。(少なくとも、あたしが道を聞いた4人の女性はアラビア語しかわからない、という感じでした)
男女間の、教育の機会が、平等でない、と、強く感じました。
「女性は大事に守るべき存在だから、語学なんか勉強させずに、おうちの中でゆっくり働いてもらうべき」
イスラム教を信望する男性的には、これが「女性を大事にする」ことなのかもしれない。
でも、私からしたら、もっと違う「大事にする」方法だってある、と思ってしまう。
「大事にする」このことって、とてもむずかしい、と思った。






モロッコで、1人で過ごした10日間。
私、自分の内からむくむくと沸いて出てくる好奇心を適切に充足させるだけの行動力、ってとても大切だと思った。
色んな場所へ行くために、色々挑戦してみて、うまくやってのけた時に楽しくなるのも私。
もちろん失敗するのも私。
その失敗は受け止めなくちゃ。
経験にするよ。
今後生きていくための逞しさにつなげるよ。





その一方で、「わたしの1人旅」っていうことは、1人以外の力を借りて旅をするっていうことでもある。
私は言葉が通じない分、
(あたしが喋れるアラビア語はたった3つ。サラマリコ!(こんにちは)サ・ハー(おいしい)、シュクラン♪(有難う。の意味。1日100回くらい言っていたと思う)
とりあえずにこにこしていた。
そしたら、
モロッコに住む、たくさんの人たちが私にとてもよくしてくれた。



お茶とかケーキ出してもてなしてくれたご兄弟もある。
感謝。

「女の子1人じゃあぶないよ!」って心配してくれた運転手さんにタクシーおごってもらったこともある。(笑)感謝。

一生懸命あたしの通訳をしてくれるひともいた。感謝。

広海氏は、追いかけてくる男の子が怖くて美術館から出れないでいるあたしを連れ出してくれた。感謝。

ゆうこさんもゆきこさんも、あたし1人だったら行けないようなフェズのメディナに連れて行ってくれた。感謝。

旅先で日本を思い出すとき、思い浮かべる大事なお友達や後輩や恋人やゼミの仲間の顔がある、ってそれもとても貴いことだと思う。
皆に特大感謝。


皆に支えて貰った「1人旅」だった。
モロッコのひとたち、カタールのドーハ空港のひとたち、日本の大事なひとたち、沢山のひとが、あたしをモロッコ大好きにしてくれた。
皆、大好きよ。いつも、本当に有難う。


以下おまけ。【こんなとこも行ったの】
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↑大西洋。めっちゃ綺麗。
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↑巨大な灯台。このへんを歩くのはまじで気持ちよかった☆☆
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↑サハラ砂漠で泊まったベルベル民族式テント。
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↑フェズのメディナ内にある小学校。偶然たどりついた。
デザインが可愛らしくてお気に入り
でも、もう2度とたどり着ける気がしない(笑)
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↑お昼のクトゥビア。昼も夕暮れも夜も異なる美しさを放つ。
お祈りが1日5回行われる。
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テーマ:世界遺産・遺跡・名所 - ジャンル:旅行

コメント
この記事へのコメント
なんて素敵な情景!!!
2007/10/07(日) 10:17:51 | URL | #-[ 編集]
タイトルの名前いいね(笑)
いろいろ経験したみたいやねi-179

写真の風景キレイe-493
鮮やかな空と砂漠の色のコントラストとかi-237
マジョレル庭園の建物のビビットな色とかi-237i-237

しかしv-256をサハラ砂漠で無くすなんて・・・i-229
そんなことしたのはきっとぽんずが世界初だと思うよ(笑)
彼氏くんご愁傷様i-202

でもきっと、星の王子様がそのv-256を拾って
王子様の小さな星に持って帰って、
「今日v-256を見つけたよe-420」って
サン・テクジュペリとお話してるかもしれないねi-228
ぽんずの気持ち(いや、彼のか?)はきっと届いたよe-490

また今度会って話とか聞かせてねi-236i-234
2007/10/07(日) 10:57:55 | URL | みかん #bNiuxTLM[ 編集]
泣くふりして勝った(?)あなたは
とてもスゴイですw
「こんにちは」も同じアラビア語でも地方によって違うねんねー
自分のとこでは「マリハバ」でした
彼氏とは行かなかったんやー
指輪はもう指輪なんか無くても
2人の心は通じ合ってる☆
ってことで良いんじゃないですかねー笑
2007/10/08(月) 01:56:23 | URL | hajime #-[ 編集]
絵葉書ありがとうi-189
家族で楽しく拝見いたしました。
素敵な体験がいっぱいできたみたいだね。
また会ったときに、モロッコ体験記聞かせてね。写真も是非見せて欲しいな。
2007/10/09(火) 21:58:33 | URL | ぐー #-[ 編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2007/10/09(火) 23:45:16 | | #[ 編集]
遠方より
お手紙ありがとうv-126
先日届きました☆
お返事出すから待っててねi-236

いいところ行ったんだね!
笑いながら読ませていただきました<笑>
私は残念ながらスペインに行けなかったのだけど、ぽんずの日記を読んで、「よし、やっぱり2年以内にいくぞ!」っという気持ちが強くなりました!!

でも、指輪なくしてショックだねi-182
私もよく所在不明になって、ヒヤヒヤしてるから気持ち分かるよi-202
探知機がついていたらいいのにねi-230
でも、もし星の王子様がぽんずの指輪を拾ってくれていたなら、きっとサハラ砂漠からみえる星は前よりも輝いていることだと思いますe-15
2007/10/11(木) 11:45:57 | URL | くるくるがぴょーん #-[ 編集]
久しぶり☆
えーー一人でモロッコ行ったの!
まり坊めっちゃアクティブやん笑。
いいないいなー。砂漠が美しい!!
あたしも卒業前に遠い海外に行こうと計画中です☆
2007/10/13(土) 23:05:11 | URL | きゃな #-[ 編集]
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